2021年に白馬に初登場して以来、Hakuba Jazz®︎のアイコンの1人として知られるクロエ(Chloe Kibble)が、ゲストシンガーとしてラインアップに加わりました。
クロエ・キブルは、テネシー州ナッシュビル生まれ。
父親は、グラミー賞を10度受賞した伝説のアカペラグループ"TAKE6"のメンバー、マーク・キブル。母親もまたゴスペル歌手という音楽のサラブレッドであるクロエは、幼い頃から音楽を通じて世界を感じ取ってきました。彼女の音楽は、ただの芸術ではなく、彼女の人生そのものであり、アイデンティティの表現です。大学ではジャズとヒップホップ・フュージョンのバンドに参加し、アメリカでの活動をスタート。2021年には東京に拠点を移し、YOASOBIやSEKAI NO OWARIのバックコーラスを務め、日本でもその実力を証明しました。
2022年以降、クロエは自身の音楽活動に専念し、R&B、ジャズ、ネオソウルなどのジャンルを融合させたユニークなスタイルを確立しました。彼女はエスペランサ・スポルディングやブランディ、イモージェン・ヒープから影響を受けつつも、黒人でありLGBTQコミュニティの一員という自身のアイデンティティを核にした音楽を創り上げています。彼女の歌声は、時に優しく、時に力強く、人々の心に深く響きます。
Hakuba Jazz®︎には今回で4回目の出演となり、クロエを待ち望むファンは年々増えています。彼女の深い音楽的感性と、文化を超えた繋がりを生み出す力は、このフェスティバルにとって欠かせないものとなっています。現在もジャズやネオソウル、フォークの要素を取り入れた新たな作品を披露し続けており、白馬に戻るChloeに期待が高まります。
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